out of this world(アウターワールド/原題 Another world)をこよなく愛する偏屈者のサイト
アウターワールド|outerworld fansite
out of this world(アウターワールド)って?
原題は「another world」。洋ゲー、しかもフランスのゲームです。
ジェネシス版(アメリカのメガドライブ)では「out of this world」。
日本では「outer word アウターワールド」というタイトルになってSFC、MD、3DOから発売されました。ちなみに私はジェネシス版(アメリカのメガドラ)をプレイしました。
基本はアクション&アドベンチャーのゲーム。
横から見た状態で全てフルポリゴンで描かれているのが特徴です。(当時としてはかなり珍しい。というか他になかった?)
あらすじは異世界に飛ばされた主人公が地球に帰る為に色々がんばるぞー!という具合のお話です。
とまあ、簡単に説明するとこんな所です。
確かに当時は衝撃的で斬新だったかもしれないけど、今となっては特別大した事はないのかもしれません。
しかし何故今になって私がこのゲームにハマったのか書いていきたいと思います。(あくまで私の感想なのであまりアテにならないとは思いますが。)
- 言葉でなく状況で語られるストーリー
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アウターワールドの舞台は異世界なのでもちろん言葉は通じません。
当然な気もしますが、それでも日本のゲームだと主人公が「もしかして実験装置が暴走して異世界に飛ばされたんじゃ…」とか「どこか出口があるかもしれない、探してみよう」とかやたら説明的な独り言を連発するのが常です。
が、実際そんな独り言言いまくる人はあまりいないです。
そういう意味でアウターはある意味とてもリアル。
主人公の受けた状況や感覚をそのままプレイヤーが受け止められるゲームだと思います。
- 独特の世界観
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個人的にはゲーム開始直後に見る事のできる異世界の風景に魅了されました。
洋ゲーと言うと、やたらマッチョなキャラ、不条理な難易度、豊富な残酷描写…などが連想されます。
しかしアウターワールドの世界は独特の、幻想的な雰囲気が漂っています。(難易度と残酷描写は流石ですが)
個人的にはルネ・ラルーのガンダーラのような雰囲気を感じました。
しかし幻想的と言ってもただファンタジーげでなくて、その中の殺伐、荒涼とした世界観がなんとも言えません。
そして1人でいきなり異世界に飛ばされて心細いカンジとか、常に死と隣り合わせの危険がいっぱいの状況とかも見事に表現されていると思います。
グラフィックも今となっては珍しくも何ともないフルポリゴンです。
当時は画期的だったのでしょうが今となっては最近の美しい精密なグラフィックに慣れた人にはちゃちに見えるかもしれません。
しかし私はこのシンプルなグラフィックがかえってこの荒涼としたアウターの世界に合ってると思うのです。
例えば女神転生シリーズで、最近は原画そのままの美しい悪魔やキャラのグラフィック、滑らかに移動できる3Dダンジョンになっていますが、SFC時代の真・女神転生1のシンプルなグラフィックやひらがなとカタカナだけのフォントがかえってデジタルな世界を感じられ、その雰囲気がたまらなく好きだったのに似ているのかもしれません。
- 全てにおいてひたすらユーザーを突き放す
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最近の親切に手取り足取り1つイベントをクリアできたらご褒美に豪華なムービー見れるゲームとかと違って全体的に漂うユーザー突き放し感がたまりません。
ライトな人には不親切に感じられ、うまくいかないイライラからクソゲー呼ばわりの要素なのかもしれませんがヘヴィなゲーマーの方にはとても燃える要素だと思います。
さっきの説明的な所がなく状況で語られるストーリーや、殺伐とした世界観に加え難易度ももれなくユーザー突き放しまくりです。
アクションのゲームとしての難易度はもちろん、謎解きにおいてもかなりハードです。
謎解きというとゼルダなんかも非常にやりがいがあるのですが、アウターの場合は謎解きの前の謎解きみたいなのを考えなくてはいけません。
どういう事かと言うと、例えばゼルダならば「石の台は動かしたり乗れたり出来る」とか「ここはフックをかけるんだなー」とか『これが出て来たらこういう対応』を組み合わせて謎解きをしていくカンジですが、アウターの場合は「何これ?どうしたらええんじゃ〜!」「もしかしてコレ壊せるのか!?」ってトコから始まります。
操作方法とかも臨機応変に変わるし!
ただひたすらその時の主人公の気持ちになってコントローラを動かすしかありません。
そういう唐突さ・突き放し具合が個人的には非常にヒットなのであります。
(まあ、それで喜んでる自分はあまり普通でないのかもしれないが…)
- 豊富な死に様
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アウターも洋ゲーの例にもれなく残酷描写豊富です。
しかし普通は敵を倒した時にご褒美のごとく敵の悲惨な姿が表示されるものなのに…
アウターの場合は主人公の死にっぷりがスゴイです。もちろん敵も色々死にますが)
崖から落ちても普通に落ちて死んでおけばいいのにご丁寧に鍾乳洞に串刺しになったり、黒焦げになって頭蓋骨だけがボロリと落ちたり、水死する時の顔がアップで映し出されたり「ここまでやるかー!?」ってくらいやってくれます。
ここまで丁寧に死なれると何回も死にまくる主人公の事も微笑ましく思える…とはあまり思えませんが制作者の妙なこだわりは感じられます。
とまあ、べた褒めに書きましたが、このゲームはとにかく難易度がキツくてつまります。(基本的には死んでパターン覚えるタイプ)
正直私もプレイしていてコントローラ投げそうになったのは1度や2度ではないです。
1時間どころか数日つまるのは当たり前。あまり万人に勧められるゲームではありません。
しかし難解な謎解きやハードなアクションを達成した時の嬉しさと言ったら言い様がないので「ヌルいゲームはもういらん!俺を満足させられる歯ごたえのあるゲームはないんか!」っていう方は是非やってみてはどうでしょうか。(いや、そういう人はもう知ってるか)
ただ、難解な謎解きをこなしても、そのご褒美的なムービーとかはないです。
……エンディングすら……。
ある意味そこもこのゲームらしいけどな。
最後にもう1回言っておきます。
決して万人に勧められるゲームではないです。
でも好きです。